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2019.06.28更新

妊活中のカフェインはどれくらいまで摂取OK?

休憩やリラックスしたい時などに飲むコーヒーや紅茶にはカフェインが含まれています。妊活中の方の中には、カフェイン摂取量に気を使っている方もいると思いますが、1日どれくらいまでカフェインを摂取してよいとされているのでしょうか。

妊娠とカフェインの関係とは?

カフェインを含む飲料は嗜好品としてとても身近です。カフェインは食品成分のひとつで、コーヒーや紅茶、緑茶だけではなく、コーラなどの清涼飲料水にも含まれています。また、眠気覚まし用のエナジードリンクなどの清涼飲料水には、コーヒーよりも多くのカフェインが含まれている場合もあります。

カフェインは、適量摂取することで頭が冴え、眠気を覚ます効果があると言われています。その一方で、過剰に摂取してしまうと、めまいや心拍数の増加、興奮、不安、不眠症などの被害をもたらすこともあると言われています。これは個人差が大きく、健康に及ぼす影響を正確に評価することはできません。

ですが、こういった情報があると特に妊娠を望む妊活中の女性にとって、不安材料になってしまいます。カフェインの影響は、気になるポイントではないでしょうか。

妊活中のカフェインは何杯までOK?

まずは、カフェイン摂取に関してどのような注意喚起があるかをみていきましょう。

例えば、世界保健機関(WHO)では、2001年に胎児などの影響はまだ確定していないとしつつ、コーヒーを1日3〜4杯までにすることを呼びかけています。

その他、欧州食品安全機関(EFSA)では、2015年に妊婦を除く健康な成人で400mg/日以下であれば健康リスクへの懸念は生じないとしています。妊婦については習慣的なカフェイン摂取量200mg/日以下であれば胎児に健康リスクは生じないと伝えています。

カナダ保健省は2017年にカフェインの安全な推奨摂取量について情報提供を行っています。それによれば、妊婦または授乳婦および妊娠を計画している女性は、1日に300mg以下(コーヒーではマグカップ237ml入りで約2強)を推奨しています。妊娠している可能性のある女性または妊婦のカフェインの過剰摂取は、流産や新生児の低体重のリスクを高める可能性があると指摘しています。

どんな飲み物にどれくらいのカフェインが含まれているのか、については下記の通りです。

インスタントコーヒー(2g使用した場合):1杯あたり80mg
コーヒー(浸出法-コーヒー粉末10g、熱湯150ml):60mg/100ml
玉露(浸出法^茶10g、60度60ml、2.5分)160mg/100ml
紅茶(浸出法—茶5g、熱湯360ml、1.5〜4分):30mg/100ml
せん茶(浸出法—茶10g、90度430ml、1分):20mg/100ml
ほうじ茶(浸出法—茶15g、90度650ml、0.5分):20ml/100ml
(文部科学省「日本食品標準成分表2015年版」より)

玉露は他のお茶に比べてカフェイン量が少し多めです。その他、いわゆるエナジードリンクなどでは1本あたりにコーヒー2杯分に相当するカフェインを含むものもあるため、製品に記載された表示をよくみて、妊婦や授乳中の方などは飲料を控えるなど注意しましょう。

ちなみに、麦茶や昆布茶にはカフェインが入っていません。カフェインが気になる方はこれらのお茶をおすすめします。

飲み物で体調を整えよう!おすすめの飲み物とは?

最近は、麦茶以外にも美味しいノンカフェイン飲料はたくさんあります。ノンカフェイン飲料の代表とも言えるハーブティーは、リラックス効果や冷え性改善、便秘解消なども期待できます。これらを用途や気分に合わせて上手に飲み分けてみるのもよいでしょう。

そこで、カフェインが気になる方に人気のノンカフェイン飲料をご紹介します。

・ハーブティー
ハーブティーは数百種類あると言われており、中にはカフェインが含まれているのもあるようです。ペパーミント、レモングラス、カモミール、ハイビスカスなどのハーブティーにはカフェインが含まれていません。水に溶けにくい性質のため、お茶をいれるときは熱湯を使います。香りと味を楽しむことで心身ともにリラックスできるでしょう。

・デカフェ(カフェインレスコーヒー)
カフェインを取り除く処理をした生豆を使用します。ですが、全てのカフェインを取り除けるわけではありません。喫茶店などでもデカフェを用意しているところが多いでしょう。生豆からカフェインを除去する方法としては、有機溶媒を用いる方法、二酸化炭素を用いる方法、水を用いる方法の3つが現在は主流です。

・ルイボスティー
ルイボスというハーブを使用したお茶です。カルシウム、ナトリウム、マグネシウムなどのミネラルがバランスよく含まれているといいます。また、フラボノイドという抗酸化成分を豊富に含んでいるため、アンチエイジングにもいいと好評です。

・黒豆茶
苦味もなく、黒豆の香ばしい味と香りが広がるお茶です。アイスでもホットでも美味しく飲むことができます。

・タンポポ茶
乾燥させたタンポポの根をコーヒー豆のように焙煎するとタンポポコーヒーが出来上がります。コーヒー好きに人気だそうです。

妊活中のカフェイン摂取については、前述したようにたくさんの量を取らないのであれば、問題がなさそうです。ですが、十分な調査データがあるわけではありません。心配の方はこういった美味しいノンカフェインの飲料を選ぶのがよいのかもしれません。

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