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2019.01.30更新

「妊娠前から葉酸」が常識!

「葉酸」という成分をご存じですか? 妊娠中に摂取したい成分として母子手帳にも記載があるため、妊婦にとって必要な成分ということは広く知られていますが、実は妊娠前から積極的に摂っておきたい成分でもあります。今回は、妊娠前から葉酸が必要な理由や、葉酸の適切な摂取量などについて解説していきます。

妊活のマスト成分「葉酸」とは?

葉酸とは、ほうれん草の抽出物から発見された水溶性ビタミンです。葉酸は、ビタミンB12やたんぱく質などと共に、妊娠初期に特に重要な栄養素となります。

葉酸を多く含む食材は、ほうれん草やブロッコリーといった緑黄色野菜、レバー、豆類などです。

妊娠してからでは遅い!? 厚生労働省が妊娠1ヶ月前から葉酸の摂取を推奨

葉酸がもっとも必要とされるのが、「超妊娠初期」と呼ばれる妊娠0~4週。この時期に葉酸をしっかり摂ることがとても重要なのです。

しかし、そんな大切な時期であるにも関わらず、この時期は受精卵が着床したばかりで、検査をしても妊娠しているかどうか診断できず、一般的には妊娠に無自覚な時期でもあります。

厚生労働省が、妊娠1ヶ月前からの葉酸の積極的な摂取を推奨しているのは、葉酸が現代人には不足しがちな成分のひとつであることから、「妊活中の人はいつ妊娠してもいいように、積極的に葉酸を摂っておきましょう」という意味もあるのです。

葉酸は2種類ある! 摂るべき葉酸は…

葉酸は2種類に分けることができます。ほうれん草やブロッコリーといった天然の食材に含まれている葉酸を「ポリグルタミン酸型葉酸」と言い、いくつかのグルタミン酸とプテロイン酸でできています。

これに対し、ひとつのグルタミン酸とプロテイン酸でできている、サプリメントなどに含まれる人工的に合成した葉酸を「モノグルタミン酸型葉酸」と言います。

ポリグルタミン酸型葉酸は、食事から簡単に摂取できる反面、水・熱・光に弱いため、調理過程で栄養を損失してしまうことが多いという欠点があります。また、体内で分解され、モノグルタミン酸型葉酸に変換され小腸で吸収されるため、吸収率は食材そのものに含まれていた葉酸の50%ほどになってしまうのです。

そのため、厚生労働省は特に葉酸が必要な妊娠期は、通常の食事から摂る葉酸に加えて、サプリメントでのモノグルタミン酸型葉酸の摂取を推奨しています。

葉酸は1日にどれくらい摂ればいいの? 摂取量をチェック

葉酸の摂取推奨量は、12 歳以上の男女の場合、日常の食事からポリグルタミン酸型葉酸を 240μg/日と設定されています。しかし、妊娠1ヶ月前から妊娠3ヶ月までの間は、それに加えて、モノグルタミン酸型葉酸を 400μg/日を摂取することが推奨されています。

対象者別・葉酸摂取推奨量
・12 歳以上の男女 240μg/日
・妊婦 240μg/日+ 240μg/日
・授乳中の母体 240μg/日+100μg/日
・妊活中~妊娠3か月 240μg/日+400μg/日(モノグルタミン酸型葉酸)
※参照 独立行政法人国民生活センター「胎児の正常な発育に役立つ「葉酸」を摂取できるとうたった健康食品」

葉酸サプリメントを上手に活用しよう!

ほうれん草2株で150㎍、納豆1パック50㎍、いちご5粒90㎍、これはそれぞれの食品に含まれる葉酸含有量です。食品からポリグルタミン酸型葉酸を1日240μg摂取する際の参考にしてください。不足する分と、妊活中と妊娠中に追加で必要な1日400μg分は、厚生労働省が推奨しているモノグルタミン酸型葉酸をサプリメントで摂取してください。

サプリメントの中には葉酸だけでなく妊娠期に必要な様々な栄養素を補えるようなものもありますので、サプリメントを活用して体を整えていきましょう。

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